オイルフィルターの交換はどれぐらいで必要?サイズの適合確認方法や交換費用、おすすめのメーカーは? (1/4ページ)
あなたはオイル交換と一緒にオイルフィルターを交換していますか?
「オイル交換をしたことは覚えているけど、オイルフィルターを交換した覚えがない」「そもそも、どれぐらいの頻度で交換すれ良いのかわからない」このような疑問をお持ちではないでしょうか。今回はそんなオイルフィルターの「構造」「種類」「交換頻度」などの基礎知識から、高性能社外オイルフィルターの情報までご紹介していきます。
■オイルフィルターとは? オイルフィルターの構造
オイルフィルターにも様々なタイプのものが存在します。ここでは最もポピュラーなフルフロータイプの構造を例に挙げて説明していきます。
【構成部品】
・ろ紙(エレメント)
エンジンオイルの不純物を取り除いている部品で、形状はオイルフィルター内でひだ状に折られています。これは表面積を増やしてろ過能力を向上させるためです。
・リリーフバルブ
ろ紙(エレメント)が目詰まりを起こした時に開く逃がし弁になります。
・アチドレーン弁
エンジン運転中にオイルフィルター内のオイルの逆流を防ぐための部品です。
・サポートスプリング
オイルフィルター内のろ紙がエンジンの振動や油圧により、動かないように押し当てています。
・ガスケット
エンジンのシリンダーブロックまたは、オイルパンに取り付けられているオイルフィルターからエンジンオイルが漏れないように気密性を保つ役割を果たしています。
このようにオイルフィルターは幾つもの部品で構成されていて、一つでも正しく機能しなくなるとエンジントラブの原因に繋がります。
■オイルフィルターの種類 フルフロータイプのオイルフィルター
前述でもオイルフィルターの構造でご紹介したタイプになります。