「元カレのせいで大学に通うのがつらい…」キャンパスハラスメントを乗り越えるために #大学1年生の転び方 (4/6ページ)
ご参考まで)。
ただ、相談時に気をつけてほしいことがひとつあって、それは「主導権を握るのはあなただ」ということです。相談員が「じゃあ元カレと一度会って話し合いをしましょう!」と言っても、嫌だったらはっきりNOと言いましょう(文面から察するに、強く言われると断れないタイプかなと思ったので一応アドバイスしておきます)。
二度と噂を流さないと書面で約束してほしい、でもいいですし、元カレのことは刺激してほしくないが、自分がお世話になる先生には危険な人物だと知っておいてほしい、でもいいです。
あなたがこの先の学生生活を少しでも心安らかに過ごせる方法を(困ったら大人たちの力を借りつつも)あくまで自分主導で考えて行くことが肝要です——全てを諦めて、そういうもんだと割り切ってしまう前に。
恋人にさまざまな形で暴力を受け、別れたあとも執拗に攻撃されている事実からわかるのは、元カレが彼女を「所有物」だと思っているということ。所有物が命令をきかないなんてあり得ないから、無理矢理にでも従わせようとするし、どうしても従わないとなれば、暴力も辞さない。元カレが「恋人」と呼んでいるものは「愛しくて大切にしたい人」ではないんですよ、悲しい話ですが。
人生のどこかで、恋愛することは所有することなんだという間違った前提をインストールされている人がいる。厄介ですが、こういうのって、そう珍しくもないんですね。