松本人志も憂いた…契約書ナシの吉本興業に毎年1000人の芸人が集まる理由 (1/2ページ)

アサジョ

松本人志も憂いた…契約書ナシの吉本興業に毎年1000人の芸人が集まる理由

 お笑いコンビ・カラテカの入江慎也による闇営業仲介騒動が連日のように世間を騒がせているが、今回の不祥事発覚で吉本興業とその所属タレントの関係性や然るべき契約環境へと話題が飛び火する事態となっている。

 関係を持った相手が悪すぎたか。吉本興業の芸人に限らず、生活費に困窮したタレントが所属事務所の中抜きを通さない直の闇営業に手を染めることはもはや“大スクープ”とは呼べないほどに一部で蔓延してしまっているのが現状かもしれないが、写真週刊誌「フライデー」が暴きたかったのは、やはりその営業相手が反社会的組織であったという一点だろう。

 もちろん仲介人を担った“友達5000人”を誇る入江を始め、吉本の先輩である雨上がり決死隊の宮迫博之やロンドンブーツ1号2号の田村亮らは一様にその組織が“反社会的”であることなど知らなかったと口を揃えているものの、世論は参加芸人らの釈明を怪しみ、“素性も知らないグループの宴会にノーギャラで出演するのは不自然”といった見解が多く散見される。

 加えて、こうした吉本芸人による不祥事を巻き起こした元凶が、吉本興業の契約状況にあるのではないか…という見方も出ており、ハリセンボンの近藤春菜や極楽とんぼの加藤浩次がレギュラー番組内で指摘したように、所属タレントと法的な契約を交わしていないという吉本興業の“グレーゾーン”にも話題が集中。また、日頃から同社への不満を溜め込んできたお笑いタレントのキートンはツイッター上で「ちゃんと仕事、営業を入れて、ちゃんとしたギャラが振り込まれてたら、闇営業なんて行かねーよな」とつぶやき、吉本への不信感を露わにしている。

 では、所属タレントと契約も交わさず、様々な方面から不平不満を集める吉本興業に、なぜ毎年1000人以上の芸人の卵がこぞって養成所に入学申請書を送付するのだろうか。

「キートンだけでなく、最近ではブラックマヨネーズの吉田敬も書籍の印税報酬をめぐり、吉本への不満を爆発させていましたが、彼らはそもそも吉本興業というお笑い界最大の巨大プロダクションに身を置くことでどれだけの好都合な影響力を得ているか、ということに無頓着なのかもしれません。

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