プレッシャー世代って? ”氷河期”と”ゆとり”のはざま世代の特徴 (2/4ページ)
新しい物にどんどん対応しなければならず、時代のスピードが急激に上がった時代ともいえるでしょう。
そんな時世の流れが大きく変わり、混とんとした時代を耐え生きぬいてきた世代、という意味で「プレッシャー世代」と呼ばれています。
変化のスピードとしては、今もなお上がり続けていますが「プレッシャー世代」はそんなプレッシャーにも打ち勝って対応できる強さを持っていると言えるでしょう。
■「プレッシャー世代」の特徴とは?
では、プレッシャー世代にはどんな特徴があるのでしょうか。
◇現実主義者
バブルがはじけ、物心ついたときから不況の中を生きてきた「プレッシャー世代」は、現実の厳しさを体感しています。
バブル期のように、夢を見て浮かれてばかりいると、後でしっぺ返しをくらうということをよく知っているので、堅実に生きることを是としているのです。
ただ、「氷河期世代」のように、やりたくても実現できなくて苦しんだ世代よりは少し気持ちがゆるくなってきているので、現実をよく見て着実な道を歩もうと考えています。
◇節約家
現実主義なので、お金も無駄遣いしません。欲しいものだけ買い、何かあったときのために貯金もしっかりします。
投資は余ったお金で、しかも堅実なものだけ。ただし、時代の変化に根性で対応できるので、新しい投資メニューはしっかりチェックしています。
納得したものにだけお金を使うので、借金のリスクは低い世代といえるでしょう。
◇無理をしない
無理を努力と評価する「バブル世代」、無理をしないと渡っていけなかった「氷河期世代」とはちがい、「プレッシャー世代」は理不尽な無理をしません。
バブルがはじけ、大手企業さえもが倒産していく姿を見ているだけに、無理をしても頂点に立ち続けられるわけではないことを知っているので、現状のベストを目指そうとします。
まさに、先日話題になったドラマ「わたし、定時で帰ります。」(TBS系)の主人公も、この世代。仕事も子育ても、恋愛も無理をせず、自分のペースで着実に効率よくこなしたい、と思っています。