プレッシャー世代って? ”氷河期”と”ゆとり”のはざま世代の特徴 (4/4ページ)
「バブル世代」の親が、使えなくなったブランド品をため込んでいる様子などを見ているため、“どんなに高価な物もいつかは価値がなくなる”ということを知っているのです。
■時代背景を知ってジェネレーションギャップも前向きにとらえる
ここまで「プレッシャー世代」について解説してきましたが、世代で共通する価値観があるものの、すべてがその傾向に当てはまるわけではありません。
ちょうど世代の境目あたりだと、どちらの傾向も持ち合わせていますし、大人が多い環境など、自分の世代と異なる人の中で育つと、またちがう価値観が混ざり合います。
「ゆとりだから仕方ないよね」「氷河期世代だから必死だよね」など、世代で決めつけて話すのもナンセンス。今の時代、ハラスメントとして受け止められる可能性もあります。
ただ、「この世代はこんな時代に生きた人なのだ」ということを参考として知っておくと、ジェネレーションギャップを感じても言動の根底を想像できるはず。
まずは「興味深いなぁ」と前向きにとらえると、ストレスになりにくいですよ。
(凛音) ※画像はイメージです。