「女性の浮気」事情。“男性というサービス”を分業化する女たち (1/4ページ)
以前マイナビニュースが女性503名に実施した過去のアンケート調査(※)では、「身近な同性が浮気・不倫しているのを見聞きしたことがありますか?」の質問に51.3%の女性がイエスと回答していました。なんと過半数越え! ※調査時期: 2018年5月9日-10日/調査対象: マイナビニュース会員/調査数: 女性503名/調査方法: インターネットログイン式アンケート
やはり女性の浮気・不倫は増加傾向にあるんでしょうか?
■社会的な地位を失うリスクがあっても、不倫をしてしまう
「統計を取っていないのでわかりませんが、恋愛相談サービス(恋愛ユニバーシティ)を運営している視点でいえば、浮気や不倫は減ってないと感じます。
テレビに出ている芸能人は、不倫がバレれば、番組を降ろされ、大金と社会的な地位、場合によっては家族まで失います。それにも関わらず、次から次へと不倫のニュースが飛び込んできます。不倫は、社会的な地位やお金を失ってでもしてしまうほど強力な力がありそうです。
加えて、メディアは“見た目年齢〇歳”、“恋愛していないと枯れちゃう”、“女子力”、“現役感が大事” 、“いつまでも女でいたい”と、なにかと恋愛をし続けないといけない、とでもいいたげにあおってきます」とぐっどうぃる博士。
確かにそうかもしれません……。
たとえば2014年に社会現象にもなった、不倫をテーマにしたドラマ『昼顔』はその後、雑誌やウェブでも何度も特集が組まれました。かつて不倫・浮気の主語は男性でしたが、スマホの普及やSNSの活用もあって、女性の浮気・不倫もずいぶん身近になっているような……。
■“男性というサービス”を分業化する女性たち。
ところで男性と女性の浮気に、違いはあるのでしょうか。
「あるように思います。男性の浮気は、性欲の処理や“モテる”という能力の誇示が目的で、体の関係が中心。