誰にでもやさしさをバラまく男。“博愛主義”彼氏との恋愛の注意点 (3/4ページ)

マイナビウーマン

こういう「博愛主義」の人を恋人に持った場合、その行動が本人の生活を侵食していないか(本人にやるべきことがあるのに、それを後回しにしていないか)、さらに、その行動が相手のためになっているかどうかを冷静に見極めてみてください。自分のすべきことをしたうえで、相手に働きかけたことが相手にとってプラスになっているのであれば、それは個人の行動ですから、他人がとやかく言うことではありません。

◇やさしさのバラまきは、自己満足

しかし、たとえば、本人が自分の本業をおろそかにして、相手のために何かしているとか、誤解を招くまでに周囲にやさしさをバラまくけれど、特にいいことがあるわけではないとか、相手に「この人、私のこと好きかも」と誤解を与えているようであれば、それは単なる自己満足です。「みんなにいい人だと思われたい」がゆえに、ある意味、他人を利用して「〇〇してあげた」業績を積み上げている自分が大好きなタイプだと思います。

若いうちは、恋人とか友だちといった関係性の名前に固執せず、年齢や男女問わず、いろいろな人と話す機会を持つことで視野が広がると思います。しかし、そういう交流がプラスに働くのは、「親しい人をいやな気持ちにさせない」という前提条件がつくと私は思います。

この条件を守らずに、いろいろな人にやさしいそぶりをしていると、「八方美人」「ほかの人のほうが好きなんだ」とみなされて、いざというときに自分のまわりに誰もいない、ひとりぼっちになってしまうかもしれません。

■博愛はまず、家族や恋人を大切にしてからこそ

博愛という言葉を聞くと、「自由、平等、博愛」というフランス革命のスローガンを思い出す人もいるでしょう(現在では、博愛ではなく、友愛と訳されることもあるようです)

国家という大きな集団を維持するために、「あいつとは仲間ではない」というような敵対心を持たず、広く大きな愛情で隣人を認めよという意味だと思いますが、それでは、国家を構成する最小の単位は何かというと、家族や友人、恋人といったユニットだと思います。

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