ペットロス。ペットとの別れが悲しいのは自然なこと。その克服法は? (2/6ページ)

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・ペットのいる暮らしは日常

 更に、飼い主はペットの世話に最善を尽くす。ペットが快適に眠れるように良いベッドを購入したり、品種に最適な食べ物を与え、定期的な健康診断に連れて行ったり、犬なら散歩につれていったりもする。

 このように、私たち人間はペットの世話に多大の努力を払っている。それに加えて多くの時間も費やしている。

 ペットは、私たちといつも一緒に家にいるため、生活にはルーティンが形成される。しかし、ペットを失うと、毎日一緒に物事を行うことの親しみが壊れ、ルーティンが崩れてしまう。

 今まで当たり前のように傍にいてくれた存在を失うことは、飼い主にとっては耐えられないほどの心の痛みとなることもあり得るのだ。

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・お互いに無条件の愛を与え合う存在

 毎日を共に過ごしていくことで、犬は友達や家族、我が子のようなかけがえのない存在となり得る。

 ペットを飼うことは、無条件の愛を互いに与え合うことを意味する。そして、私たち人間もペットも、その愛やケアに何の見返りも求めない。ペットは、喜びや悲しみの時間をいつもシェアする大切な存在だからだ。

 だからこそ、失った時には衝撃が大きい。

 暖かさと快適さを求めた時に、もう寄り添ってくれるペットの存在がないと知ることは、心が折れ、悲しみが募る。中には、自分の人生の一部を失ってしまったかのように感じる飼い主もいることだろう。
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