ペットロス。ペットとの別れが悲しいのは自然なこと。その克服法は? (3/6ページ)

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Foundry/pixabay

・ペットロスの人が踏む5つのステップ

 ペットロスは犬や猫だけでなく、鳥やその他動物のペットを飼っている人に共通しておきる。

 ペットを愛すれば愛するほど、ペットを失った時の喪失感は大きい。個人差はあるが、ペットを失った事実を受け入れ、普通の生活に戻れるようになるまでに、とても時間がかかることは当たり前のことなのである。
 
 一般的に、ペットとの別れや死に対して、飼い主は、否定⇒交渉⇒怒り⇒受容⇒解決 のステップを踏むと言われている。

ステップ1:否定
 ペットを失ったという現実を認めない。これは精神的なショックから逃れる為の自己防衛本能によるもの。「否定」の状態は人によって異なるが数時間から数日続く。

ステップ2:交渉
 現実を回避し、自身が望むような状態になることを願う時期。神に祈りを捧げたり、好物を食べないようにしたり、いなくなったペットに対し「二度と留守番はさせない」、「散歩の時間を多く作る」などと誓うこと。

ステップ3:怒り
 ペットを失ったことを誰かのせいだと強く思い込むようになる。その怒りの矛先は人によって様々で、関わりのあった第三者、家族、自分自身となる。特に自分に対する怒りは後悔となって、尾を引くことがある。

ステップ4:受容
 怒りがおさってようやく、ペットの死や別れという事実を理解する。しかし、現実を受けとめたからといって悲しみや苦しみが消えるわけではない。その喪失感を埋めることができずに、より一層深い悲しみを味わうことになる場合もある。

ステップ5:解決
 悲しみが薄らぎ、立ち直ることができれば、やっと「解決」の時期を迎える。「解決」は、ペットのことを忘れ去るということではない。
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