2019年8月28日、超高層ビル級の巨大な小惑星「2019 OU1」が地球のそばを通過予定 (1/3ページ)
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8月10日にエンパイア・ステート・ビル並みの大きさの小惑星「2006 QQ23」が地球をかすめ飛んでいったばかりだというのに、またもヤバいやつが接近しているそうだ。
その小惑星は「2019 OU1」。約170メートルとやはり超高層ビル並みの大きさを持ち、秒速13キロという猛スピードで地球に接近している。
最接近するのは8月28日(米時間)のことで、地球から0.00687天文単位、すなわちおよそ100万キロのところを通過すると予測されている。
Asteroid (2019 OU1) Closest Approach on August 28 | The Great Pyramid of Giza Sized Object
・すぐそこにある危機――地球近傍天体
地球近傍天体(NEO)と呼ばれる宇宙の岩石の中でも「潜在的に危険」とされるのは、NASAの定義によれば、地球から0.05AU(約750キロ)以内まで接近する直径140メートル以上のものだ。
planetary.orgによる2018年の報告書によれば、現在NEOは1万8000個以上が発見されているという。