負けるもんか! 嫌な上司キャラに立ち向かう映画 (3/4ページ)

学生の窓口

主人公のキャサリン、ドロシー、メアリーは、黒人であること、女性であることを理由に、上司や同僚からひどい扱いをされてしまいます。投げるように資料を渡されたり、黒塗りの資料を渡されたり……。

しかし、彼女たちはそれらに負けることなく前向きに仕事をこなし、信頼を勝ち取ります。その結果、大きな仕事をやってのけるのです。彼女たちの努力や前向きな気持ちに胸を打たれることでしょう。

『クローバー』(2014年)

ドジが多く恋愛下手な主人公の沙耶の部署に、美形だけど冷徹で厳格な性格の上司・暁が着任します。沙耶は何度もドジを繰り返し、そのたびに暁に徹底的に叱られて落ち込む毎日を過ごします。しかしそんなある日、沙耶はいきなり暁に告白されることに……。

とにかく暁が沙耶に暴言を吐きまくります。「バカ」は当然のことで、「よくそんな言葉が思いつくものだ」と感心させられるような強烈な言葉も飛び出します。いくらイケメンでもここまで言われたら嫌になるほど。
しかし、告白されてからは逆にその暴言が「萌える」ポイントになるのが不思議なところ。ちょっとMっ気のある女性はたまらないかもしれませんね。

『ちょっと今から仕事やめてくる』(2017年)

ブラック企業で働き詰めの毎日を送る青山隆は、ある日駅で意識を失いホームに落ちそうになったところを、幼なじみと名乗る男性・ヤマモトに助けられます。それがきっかけで隆はヤマモトと毎日のように一緒に過ごすようになりますが、ふと気になって名前を検索するとヤマモトは3年前に自殺していたことが分かり……。

過酷な労働環境で身も心も死にかけていた隆が、ヤマモトと出会うことで心機一転し、自分らしさを見つけるさまを描いた作品。とにかく隆の上司がむちゃくちゃです。「仕事に命を賭ける」といった仕事第一人間で、他人に対する態度も苛烈極まりないのです。その嫌な上司っぷりは、演じている吉田鋼太郎さんを嫌いになってしまいそうなほど。とはいえ、その上司のひどさが、ハートフルで爽快な結末をより引き立てているのは間違いありません。


さまざまなタイプの「嫌な上司」が登場する洋画・邦画をご紹介しました。

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