乗れたらラッキー? 銀座線には5%の確率でしか出会えないレア車両がある (1/3ページ)

Jタウンネット

出会えたらラッキー?(画像は東京メトロ提供)
出会えたらラッキー?(画像は東京メトロ提供)

浅草~渋谷間を走る日本最古の地下鉄、東京メトロ銀座線。40編成ある車両のうち、レトロなデザインの車両が2種類だけ存在するのを皆さんはご存じだろうか。


出会えたらラッキー?(画像は東京メトロ提供)

木目調の壁に深い緑のシート、金の取っ手など、通常の車両とは明らかに雰囲気が異なる。1927年の開通当初から40年ほど運行していた1000形を再現している。

ツイッターでは実際に乗ったというユーザーから、

「最高にレトロかわいい銀座線に乗ってる、、、めちゃくちゃかわいい、、、」
「銀座線レトロ仕様は2編成しかないレア車と聞いたので今日はハッピーデー認定」
「2回くらい乗ったことあるけど、外見からして際立っているし、車内も綺麗すぎて視界にまぶしくて妙にそわそわするよ」

といった声が寄せられ、好評だ。

20分の1の確率で出会えるレトロ車両はなぜ誕生したのか。Jタウンネットは9月19日、東京地下鉄(以下、東京メトロ)の広報担当者に聞いてみた。

ホームドア導入をきっかけに運行

外観のみレトロな1000形仕様の38編成が「1000系量産車」とされるのに対し、内装もその仕様となる2編成は「1000系特別仕様車」と呼ばれる。東京メトロの担当者によれば、1000系特別仕様車は17年1月から運行している。

特徴的なつり革など、細部までこだわりが
特徴的なつり革など、細部までこだわりが

なぜ特別仕様車を導入したのかを聞いてみると、

「銀座線にホームドアを導入していくために、車両を2編成増備する必要が生じました。地下鉄開通90周年(17年)も控えていたので、90周年のイベント等での活用等により、お客様により親しんで頂くことを目的として導入いたしました」

とのこと。ホームドアの導入で停車時間が増え、運行間隔が広がってしまったことから、電車そのものを増やす必要があったようだ。

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