いまだ謎に包まれた死。幕末の美男役者・八代目 市川團十郎はなぜ32歳で自殺したのか?その2 (1/3ページ)

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いまだ謎に包まれた死。幕末の美男役者・八代目 市川團十郎はなぜ32歳で自殺したのか?その2

幕末に、稀代の美貌を持つ大人気歌舞伎役者がいました。8代目市川團十郎です。彼は人気絶頂のさなか、32歳で自ら命を絶ちました。あまりにも突然であり、本人が何も語らずに亡くなったため、その死はいまだに謎に包まれています。

前回に引き続き、8代目市川團十郎の生い立ちや境遇を辿り、その謎を考察します・・・。

前回の記事はこちら

謎に包まれた死。幕末の美男役者・八代目 市川團十郎はなぜ32歳で自殺したのか?その1

複雑な家庭環境

前回ご紹介したとおり、8代目團十郎は、文政6年(1823年)に実父である7代目市川團十郎の長男として江戸に生まれました。

「助六由縁江戸櫻」の花川戸助六

7代目團十郎は成田屋らしい豪快な芸を披露して江戸歌舞伎の大権威として絶大な人気を博しましたが、芸風だけでなく、私生活も非常に贅沢華美を極めた人物でした。

彼には8代目團十郎を生んだ正妻のほかに、2人の妾がいました。

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