学園祭で足湯を出店!? 温泉ラバーを増やしたい『東大温泉サークルOKR(おける)』 (4/5ページ)
サークルのモットーは「自分たちが温泉を楽しむだけではなく、その魅力を発信する」です。
また、自分たちが温泉に入るときは「五感で楽しむこと」に気を付けています。ただ入って気持ちよかっただけで終わるのはもったいないので、できるだけ感覚を研ぎ澄まし、温泉体験を鮮烈なものにできたらと考えています。
泉質については成分表に記載されていますが、温泉には成分表に記載されているような無機物だけではなく、有機成分も含まれており、入る時々によって感じ方が変わります。
そうしたわずかな変化も感じ取れるようになりたいと思っています。
――高舘さんが、代表としてこだわっていることはありますか?
このサークルには温泉好きなメンバーが集まっていますが、泉質にこだわるメンバーもいれば、歴史や建造物を含めて温泉に興味を持つメンバーもいるなど、その好みはさまざまです。
そうしたメンバーのいいところを、うまく生かすことができるようになりたいと考えています。
――人気サークルだけに「入りたい!」という人が多いと思いますが、どんな人に入ってもらいたいですか?
まずは「温泉好き」な人に入ってほしいです! といっても、温泉に関する知識や経験は必ずしも必要ではありません。サークルの活動を通して、知識や経験を積み重ねてくれればいいと思っています。
また、新歓活動中に「理系の人でないと入るのは厳しいのではないか」という質問を受けることがよくあります。温泉に含まれている成分などのイメージで、理系の知識が必要なのかと思われているようですが、そんなことはありません。