学歴コンプを乗り越えるためには #大学1年生の転び方 (4/5ページ)

学生の窓口

だから、あなたがこれから先、なにか目指すものが見つかったとき、志望する大学に落ちてしまったことは足枷にはならないと思いますよ。

探究心が、あなたを豊かにする

ただ、あなたが言うように、学歴で評価される部分があるのもおそらく事実でしょう。
企業によっては、履歴書に書かれている大学名を見た時点で弾くところもある、そもそも応募すらできない、という話も聞いたことがあります。
もしもそういうところをすでに目指しているのなら、今の大学を辞めて志望の大学に受験し直すとか、仮面浪人をするとか、編入試験を受けるとかも、選択肢としてあります。

今のあなたは“わたしなんてダメ”モードに陥っているようなので、もしかしたらこれらの選択をしたとしても「一度大学に落ちた事実」が不利なものとして捉えてしまうかもしれませんが、先でもお伝えしたとおり、挫折は強みになることを忘れないでください。
面接で学歴の理由を聞かれたときに、どれほどその仕事をしたかったのか、そしてそのために勉強し直したのか、熱意を伝えることができますからね。

でも、そういうわけではないのであれば、今の環境を目いっぱい楽しむ方向に感情をシフトチェンジさせてほしいと思います。
今はまだ学歴に囚われているかもしれませんが、何度か挫折を経験したり、さまざまな失敗と成功を繰り返していくうちに、学歴ってそんなに重要じゃないな? ってことに気づいていくと思います。

わたしは現在29歳ですが、学歴の話が出るのは、新たに知り合った人の年齢が近かったり同郷だったり同業者だったりしたときに、「どこの大学?」「友達が同じ大学かも!」「もしかしたら学内ですれ違ってたかもしれないね!」という会話の取っ掛かりとする程度のもんです。

結局のところ、人生を楽しむために一番大切なのは、自分の人生を豊かにするための探求心なのではないでしょうか。

大学生活の失敗談・転び
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文・ものすごい愛
北海道出身。
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