「頑張りたいけど、頑張れない」自分を救ってあげる方法 (1/4ページ)
社会人のみなさんは「もう少し、仕事ができるようになりたい」といった具合に、「頑張りたい」気持ちを持つことがあるかもしれません。
しかし、なんだか力が出ないなど「頑張れない」状態になることもあるでしょう。
そういうときはどうしたらいいのか、今日は考えてみましょう。
■頑張れない理由とは
自分のために頑張りたい。そう思うのに頑張れない。そんなとき、落ち込んでしまったり、自分を責めてしまったりするかもしれませんね。
なぜ頑張れないかというと、「もう十分頑張っているから」です。
会社員の場合、身支度をしたうえで通勤電車に揺られて会社に行き、そこで仕事をして帰る。人間関係にも気を使うでしょうし、定時で帰れればいいですが、残業しなくてはいけないときもあると思います。
つまり、物理的に相当疲れていて、頑張る余力は残っていなくて当たり前なのです。
にもかかわらず、「頑張ろう」と睡眠を削ったりすると、体力が低下するだけでなく、精神的な疲労を加速させます。翌日、仕事に集中できずミスをしてしまうかもしれません。
しかし、そうはいっても「頑張る」ことに挑戦しなければ、何も変わらないですよね。ですから、社会人になったら「頑張り方」を変えてみてはどうでしょうか。
■頑張れない自分は「ダメな自分」なのか
みなさんのこれまでの人生で頑張ったことのひとつに、受験や就活があるのではないでしょうか。受験も就活も塾など専門の業者がいて、彼らが作った参考書をひたすらマスターすることが求められたと思います。
とくに受験は高い点数を取った人が勝ちの競技です。100点を取った人と60点の人では、誰が見ても100点の勝ちです。
しかし、仕事の業績というのは、点数化できないものではないでしょうか? もちろん、きちんとした基準はあると思いますが、それでは同じくらいの業績を誇る2人の人がいて、昇進させるためにどちらかひとりを選ぶとなった場合どうなるでしょう。「好きなほう」を優遇してしまいがちなのが人情だと思うのです。