インスタで話題の「肛門日光浴」本当に効果あるのか? (1/6ページ)
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ここ最近インスタグラムで謎のブームとなっている「肛門日光浴」。読んで字のごとく、肛門を直接太陽の光に当てるという日光浴だ。30秒の肛門日光浴で、1日中全身で日光を浴びるのと同等のビタミンDが吸収できると主張するインスタグラマーが現れ、次々とこの日光浴を試す人が続出しているという。
太陽のビタミンとも呼ばれるビタミンDは、皮膚が直射日光に当たることで体内で生成され、骨の生育に必須な血中のカルシウム濃度を高める作用のほかに、免疫作用を高めたり、さまざまな病気の予防効果があることがわかっている。
だが本当に肛門日光浴で効率的にビタミンDを吸収できるのだろうか?一連の投稿写真と共に、専門家の意見を見ていこう。
・インスタグラムで話題の健康法
発端となったのは、呼吸法を取り入れた健康法をアメリカのカリフォルニア州で教えている、ホリスティック教育者トロイ・ケイシーさんだ。
彼はインスタグラムで、自身が肛門日光浴実践していることを報告し、「肛門の粘膜に照射される30秒の日光浴は、服を着た状態で1日中太陽の下にいるのと同じ」と主張した。