巨人軍・長嶋茂雄「永遠のミスタープロ野球」すごすぎ伝説•名言 (1/5ページ)

日刊大衆

写真はイメージです
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 ミスターがいないと野球はつまらん――そうお嘆きのオールドファンに記憶に残る傑作エピソードを特選!

 巨人逆転のチャンス……。「審判! 代打、元木」 長嶋茂雄監督が代打を告げる。バッターボックスへ向かう元木を手招きして、ミスターはこうささやいた。「いいか大介、打つと見せかけて、ヒッティングだ」 ご存じ、有名な“ミスター伝説”の一幕だ。

 王貞治氏とともに巨人のV9の中心選手として活躍。現役引退後も、監督として球界の話題を独占した不世出のスーパースター。その一挙一動は、常に注目されてきた。「おとぼけエピソードが多いのは、ミスターの尋常ならざる集中力のなせる業。あの人は、一つのことに集中すると、他のことが“お留守”になるタイプ。まあ、天性のアスリートと言うべきかもしれませんね」(長嶋氏を知る球界関係者)

 2019年シーズンで現役を引退した阿部慎之助(現・二軍監督)の東京ドーム最終戦(9月27日)。巨人軍終身名誉監督として、長嶋氏は、阿部激励のために久しぶりに球場に足を運んだ。「両脇を球団職員に抱えられながらの歩行でしたが、顔を見ると血色、肌つやともよく、リハビリが順調に進んでいることが分かりました。春季キャンプの視察は難しいでしょうが、開幕戦を含め、来季はドームでミスターの姿を目にすることが増えるはずです」(巨人軍関係者)

 ミスター秘話として真っ先に思い出されるのが、“食”にまつわるもの。とにかく、豪快なのだ。「ミスターとは何度も食事をしていますが、メロンの食べ方は本当に異様。レストランで食後に出てくるメロンを必ず、二口で食べてしまうんです(笑)。 ふぐの食べ方も同じです。

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