ダイハツ コペン GRスポーツ~コペンシリーズを振り返る (2/4ページ)

イキなクルマで

ルーフもコペンはボタン一つで開閉可能な電動式なので簡単にオープンスポーツを楽しめます。普段使いなら断然コペンのほうがS660よりも使いやすいでしょう。ダイハツそしてトヨタとも、もっととスポーティな軽オープンスポーツでないとS660には立ち向かえないことを自覚していることからコペンGRスポーツは生まれたのでしょうね。

ベースとなったのはローブで、前後バンパーはGR専用デザインとなりブッラクアウトされデザインが変更された開口部の印象はかなり凛々しくなりました。モモのステアリングとレガロのシートにはGRのロゴが誇らしげに入ります。ダンパーはKYB製ショックが奢られ、普段使いからサーキットまで難なくこなしてしまうしなやかな乗り心地になっています。

ボディの補強には、シャーシ下部にブレースが追加されボディ硬性をアップ。そのため不要な振動が減り走りの質感向上になりました。床下に取り付けたスパッツで、空力を制御して安定した走行を楽しめます。さらに足回りはGRスポーツ専用の16インチBBSのアルミホイールがおごられます。

搭載エンジンは、660cc直3ターボエンジン。規制値一杯の64PS。スペックでは、ノーマルのコペンと全く同じです。ホンダのタイプRで行われているようなエンジンのバランス取りをすればストレスなく気持ちよく回るエンジンとなります。是非ともコペンGRスポーツの次期モデルには、バランス取りエンジン搭載を期待したいところですね。

駆動方式は、FFのみ。ミッションは、5速MTとCVTです。5速MTには標準でLSD(リミテッド スリップ デフ)装備され、より高い旋回性能が得られました。CVTは、7速スーパーアクティブシフト付きCVTでパドルシフトが標準で装備。ステアリングから手を放さずマニュアル感覚の操作が楽しめます。

モモのステアリング、レガロのシート、BBSのホイールが標準装備となったコペンGRスポーツ。価格は、CVTが238万円で、5速MTが243万5000円(ダイハツ HP 参照)とMT車が高くなっています。

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