ダイハツ コペン GRスポーツ~コペンシリーズを振り返る (1/4ページ)
- タグ:
-
ダイハツ
GRスポーツは、トヨタのスポーツグレード。トヨタとダイハツが、がっちりタッグを組んで生まれたのがコペン GRスポーツ。GRは、GAZOO Racing の略で、トヨタのモータースポーツを担っている部署です。WRCやWEC(世界耐久選手権)、スーパーGTなどトヨタのあらゆるモータースポーツに関わっています。
ダイハツがトヨタの子会社になったことから生まれたコペン GRスポーツは、会社の垣根を越えた新たな試みです。
トヨタとしても、スポーツカーのエントリーカー的なモノがほしく、軽自動車専門会社に転身したダイハツでもフラッグシップモデルのようなグレードがほしいところが合致して生まれました。
GRモデルは、GRスポーツ→GR→GRMNの順でチューニング度が上がって行きます。GRスポーツは、エンジンはノーマルで、ボディは強度が増やされ、ノーマルの足回りから見直された社外品のダンパーなど奢られていたりします。ステアリング・シート・ボディなどノーマルよりもスポーティにあらためられています。
GRスポーツはライトチューン中心なので、トヨタでもマークX、アクアやボクシィなど幅広いモデルで展開されています。
コペンGRスポーツは、ダイハツとトヨタで販売されています。ほかのダイハツからトヨタにOME供給されているモデルは、普通は車名が変更されていますが、車名が変更されずそのままコペンで販売されています。
アフターパーツもダイハツとTRDからそれぞれ発売となっていて、TRDからOMEとはいえ他社モデルのアフターパーツが売られることは初めてのことです。
軽自動車オープンスポーツでは、ライバルとなるホンダS660。ホンダ伝統のSを名のるだけあってガチンコスポーツとなるS660は、運転席後ろにエンジンを積むミッドシップ。そのためトランクが小さく荷物の積載能力はあまりありません。
ダイハツコペンは、FFなのでトランクには荷物が積めます。FF駆動なので、路面状況が多少悪くとも問題ありません。