1200年前のバイキングの石碑には、未来の気候変動を予言したルーン文字が刻まれていた(スウェーデン研究) (1/5ページ)

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1200年前のバイキングの石碑には、未来の気候変動を予言したルーン文字が刻まれていた(スウェーデン研究)
1200年前のバイキングの石碑には、未来の気候変動を予言したルーン文字が刻まれていた(スウェーデン研究)

kn1/iStock

 1200年前にバイキングが花崗岩の石碑に刻んだメッセージは、気候変動を予言したものだったようだ。

 ルーン文字研究の国際研究誌『Futharc』に発表され研究によると、碑文は、バイキングの戦士バーリンの息子が9世紀の戦いで死んだ後に書かれたもので、この中で、300年近く前に起こった気候に似た、新たな“気候危機”を予言しているという。
・今後起こりうる気候変動への恐怖が綴られた碑文

 この碑文には、バイキングの戦士バーリンの息子の死によって引き起こされた不安と、紀元536年の壊滅的な気候と同じような危機がまた起こることへの恐怖がつづられていると、研究リーダーであるイエテボリ大学のスウェーデン語学者のパー・ホルムベルグ氏は書いている。

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スウェーデンの有名な石碑レク・ストーン
image credit:EllaKari

・太陽と神に関する謎めいた問い

 ホルムベルグ氏らの研究チームは、このルーン文字を解読し、暗黒時代の一時期を治めたテオドリック王(東ゴート王 在位471~526年)について書かれた碑文の内容を明らかにした。
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