なんと毒見は3回も!?一生ずっと”冷や飯”を食わされ続けた江戸幕府の将軍たち【下】 (1/3ページ)
前回のあらすじ なんと毒見は3回も!?一生ずっと”冷や飯”を食わされ続けた江戸幕府の将軍たち【上】
江戸時代の将軍と言えば、何でも意のまま好き放題に贅沢三昧をしていたイメージがありますが、その実態は、出来てから3度の毒見(約2時間)を経てパッサパサに冷め切った料理を食べていました。
そこまでご大層な段取りで将軍が口にする料理は、一体どんなメニューだったのでしょうか。
基本は一汁二菜、気の休まらない将軍の食事朝食:ご飯、味噌汁、おかず(梅干し、煮豆、焼き味噌などから2品)
昼食:朝食と同程度(急を要する政務があれば昼食抜き)
夕食:朝食に一品(煮物、焼き魚など)が加わる
……随分と質素ですが、これが代々の徳川将軍が味わってきた食事だそうです。