稲垣吾郎、香取慎吾も絶賛!草なぎ剛「母性映画」で見せた圧巻“目の演技” (4/5ページ)

日刊大衆

 ちなみに服部はこれが初演技ですが、出演者コメントによると、“昔からバレエの舞台で人前に立つのは慣れていた”“現場は、そこまで緊張せず、すっと一果の役に入ることが出来ました”と語っています。予告の時点でいい演技を見せていますから、服部にも注目ですね」

 共演者からはそれぞれ草なぎについて、

「待ち時間から驚くほど凪沙という役に入られていて、大変刺激を受けました」(服部)

「現場に入ると、凪沙の溢れる母性と抜群の存在感にグっと心を持ってかれそうになりました」(水川)

「草なぎさんとは、初めての共演ですが、現場に入った時には既に凪沙になられていて、とても集中されていたのが印象的です」(田口)

「昔から草なぎさんのお芝居が好きで、想像するだけで切ないその物語に、自分が実花として存在できるのが、幸せな時間になるだろうと思いました」(真飛)

 と、それぞれコメントを寄せていた。草なぎ本人も、『週刊文春WOMAN』(文藝春秋)のインタビューで、

「凪沙という役は、僕にとって、自分の人生を踏まえてこそ、いちばん力を発揮できる役かもしれない」

 と語っている。

 すでに演技派俳優として名高いが、今回の『ミッドナイトスワン』でさらに新境地を開拓した草なぎ剛。内田監督の話す「目の芝居」で、さらなる高みに到達したようだ。

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