3期生が「先輩メンバーの歌い踊るさま」を継承するドラマを描いた「僕の衝動」の未来志向【乃木坂46「個人PVという実験場」第14回2/4】 (1/3ページ)

日刊大衆

※画像は『シンクロニシティ(TYPE-A)(DVD付き)』より
※画像は『シンクロニシティ(TYPE-A)(DVD付き)』より

乃木坂46「個人PVという実験場」

第14回 VFXを通して乃木坂46の映像作品を拡張する荒船泰廣作品 2/4

■グループの歴史の継承を描く

 荒船泰廣が乃木坂46のMVを初めて手がけたのは2017年、3期メンバー楽曲として制作された『僕の衝動』だった。遥か未来を舞台にしたこのドラマ型MVで、荒船はVFXを用いて(今日の目から見れば)近未来的な科学技術を描き出したうえで、それらを“過去の遺物”として表現する。

https://www.youtube.com/watch?v=7i0U9WdlHbA
(※「僕の衝動」MV)

 遠い未来、農耕を中心にした村落の中で、科学技術は神話のような、超常的な存在として語られている。与田祐希演じる村の娘は、超常現象(としての科学技術)を自在に使いこなし、携帯端末を介して古の人々が歌い踊る映像を映し出す。それを見た周囲の娘たちも映像を真似て、踊りを皆で共有するようになるが、巫女である与田はやがて神への供物として差し出されそうになる。伊藤理々杏を中心とした村の娘たちは、与田の奪還を目指して行動に出る――。

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