齋藤飛鳥「乃木坂46の海外進出」にとって重要な位置を占めた功績【アイドルセンター論】 (1/3ページ)
なぜ彼女たちは「センター」に立ったのか⁉
アイドルセンター論
乃木坂46 齋藤飛鳥(後編)
西野七瀬、白石麻衣の後を継ぐ形で乃木坂46の新エースになった齋藤飛鳥。彼女が初めてセンターになったのは2016年6月リリースの15thシングル『裸足でSummer』だが、この時点では深川麻衣という最年長メンバーの卒業を受けてリリースされたシングルであり、まだまだ次世代としての期待という意味合いが強く残っていた。
だが、そこから1年後の2017年にリリースされた19thシングル『いつかできるから今日できる』で当時のエース西野とのWセンターに選ばれたことで、乃木坂46での齋藤の立ち位置がはっきりしてくる。つまりは一過性のセンター起用ではなく、将来的には齋藤を中心にグループが構成されていくことを意味していたのだ。すでに国内ではトップアイドルに上り詰めた乃木坂46は齋藤をセンターに起用し、アジアでの活動を目指した。