大相撲三月場所「優勝に近い男」大関・正代インタビュー「体重145キロで50m走は7秒2」 (1/3ページ)

日刊大衆

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 3月14日、大相撲三月場所が初日を迎えた。今場所は、鶴竜が引き続き休場するものの、白鵬が4場所ぶりに出場。優勝戦線を引っ張ることが期待される中、「優勝に近い男」と目されているのが、先場所準優勝の大関・正代だ。大関3場所目を迎える正代に、三月場所への意気込みを聞いた。

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ーー昨年の十一月場所で、大関に昇進。今場所で大関3場所目となりましたが、「大関」という地位には慣れてきましたか?

正代(以下、正) 「慣れ」というのは正直、あまり感じませんね。(九月場所後に昇進を決めた後は)コロナ禍で、地元・熊本でのパレードやパーティなどは、残念ながら行われませんでした。ただ、自分のペースで稽古を進められたというのは、逆によかった点かもしれません。以前は、「大関!」と呼ばれると、「誰のこと?」と実感が湧かなかったけれど、最近は「大関=自分」と認識できるようになりました(笑)。

ーー昨年十一月場所は、足首のケガのため、5日目から休場。一月場所は、いきなりカド番で臨むことになってしまいましたね。

正 たくさんの人に期待していただいている中、休場を決断するのは苦しかったです。でも、幸い足首のほうは軽症だったので、12月に入ると稽古を再開していたんですよ。そうして迎えた一月場所の目標は、「まずは、カド番脱出」。つまり勝ち越しなんですが、大風呂敷は広げずに、コツコツ勝っていけたらいいな……くらいに思っていたんです。

ーー場所が始まってみると、8日目を終えたところで6勝2敗。さらに星を重ねて、10日目には勝ち越しを決めました。

正 ホッとしましたねぇ。でも、(優勝した)大栄翔には3日目に負けているんです。

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