被害3800件!小田原“凶暴ザル”全頭駆除で40年戦争に終止符か? (1/2ページ)

Asagei Biz

被害3800件!小田原“凶暴ザル”全頭駆除で40年戦争に終止符か?
被害3800件!小田原“凶暴ザル”全頭駆除で40年戦争に終止符か?

 農作物を食い荒らすだけでは飽き足らず、住宅街を我が物顔で歩き回り、民家に侵入し冷蔵庫を物色。さらには墓地に供えられた酒を飲み干すなど、やりたい放題だった小田原の“凶暴ザル”に対し、神奈川県と小田原市が「管理が困難」として、今秋から「全頭捕獲による完全駆除」に向け動き出すことになった。

 全国紙社会部記者が語る。

「今回、県と市が全頭捕獲を決めた迷惑ザルの『H群』は、もともと生息していた広河原(湯河原町)の頭文字から名付けられたもので、生息地からエサを求めて海岸線を移動し、農地や小田原市内(早川地区、片浦地区など)に出没するようになった集団。小田原市内には発見された地名に基づいて『S群』『H群』という2つのニホンザルの群れが40年ほど前から生息しているのですが、あまりの凶暴さから『S群』は全頭駆除の対象になり、市が4年の歳月をかけ、去年ようやく駆除を終えたばかりだったんです。ところが、その隙に今度は『H群』のサルが狂暴化し手が付けられなくなってしまったというわけです」

 今回、駆除対処となる「H群」は、確認されているだけで19頭。

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