【調査分析】コロナ禍で、はたらく人は何に悩んでいるのか?~相談件数は51%増加。従業員支援プログラムに寄せられた、はたらく人の相談12,545件の傾向分析~ (2/9ページ)

バリュープレス

相談内容を大きく「職場」と「プライベート」に分け、統計的な分析を行った結果、「職場」、「プライベート」に関する相談が共に増加したことが示されました。


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コロナ禍のインパクトが生活のあらゆる側面に及んでいる可能性

2019年度から2021年上半期までの相談件数のうち、「自分のメンタルヘルス」の件数は、統計的に有意に増加し、「職場のストレス」、「仕事上の対人関係」、「家族・パートナー関係」、「休職・復職問題」と続きました。いずれも2019年度上半期のコロナ禍前と比して高い増減率であることから、新型コロナウイルスにより、「仕事」と家族・ パートナーとの関係といった「プライベート」両面への影響が顕著であることが示されました(表1)。


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コロナ禍以後、「家庭」にまつわる相談件数は減少傾向

相談件数が大幅に増加した相談内容がある一方で、件数が有意に減少した項目があり、とりわけ「家庭」にまつわる相談内容に関する件数の減少が目立ちました。

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