“ビッグボス”日本ハム新庄剛志監督の采配は大好評!?キャンプ前半戦セ・パ12球団「監督力」マル秘査定 (1/2ページ)
春季キャンプも折り返し。まもなく始まるオープン戦に向け、各球団とも着々と実戦モードに入ってきた。
そこで今回は、セ・パ12球団の“現在地”を徹底分析。監督力&チーム力に焦点を当てつつ、キャンプ前半戦を総括したい。
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まずは、キャンプイン前日に飛び出した矢野燿大監督(53)の“退任表明”で揺れる阪神。誰もが首をかしげた爆弾発言の裏には、いったい何があったのか。
「矢野監督は、昨季8ゲーム差を引っくり返されてのV逸に相当、責任を感じていたようで、昨オフの時点で周囲にも“辞めたい”と漏らしていました。矢野監督とソリが合わず、FA移籍濃厚だった梅野隆太郎も、その動きを知り、“あと1年我慢すれば”と残留を決意したともっぱらです」(スポーツ紙デスク)
最大の理解者だった谷本修球団副社長がチームを離れたことも、退任を決意した一因とみられている。
一連の騒動に、阪神OBの藪恵壹氏も、こう憤る。
「辞めたいと言う者を、なぜ慰留したのか。矢野の気持ちを承知で契約した以上、フロントも“シーズン終盤までは他言無用”など、クギを刺しておくべきでした。今は、さほど選手にも動揺はないですが、成績が低迷すれば当然、監督の求心力も低下しますしね」
今季、阪神最大の懸案事項は守護神・スアレスの抜けた穴をどう埋めるかだが、実は、ここにも“退任発言”の余波は及ぶという。
「現時点では新外国人のケラーが最有力ですが、これがハマらなかった場合、適性のあるアルカンタラを代役に立てる他ない。ただ、アルカンタラは契約最終年のため、来季以降を見据えて先発起用を熱望中。