【鎌倉殿の13人】独りじゃないよ!流人時代から頼朝に仕え、気にかけた者たち【後編】 (1/6ページ)
前回のあらすじ
頼朝「わしは一人ということじゃ。流人の時も、今も」
※NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」第9回「決戦前夜」より
富士川の合戦(治承4・1180年10月20日)に勝利するも、御家人たちは誰も追撃(=打倒平家)に賛同してくれない……そう不貞腐れる源頼朝(演:大泉洋)。
どうせお前たちは坂東武士。父を平家に討たれた哀しみなど解ってはくれない他人だし、お前たちも自分をよそ者と思っているのだろう……。
だがちょっと待って欲しい。あなたが20年前に伊豆へ流されてからこの方、献身的に仕えてきた者たちがいるではありませんか。
頼朝「あぁ……あれ(藤九郎)がおったか」
大河ドラマの都合上、割愛されてはいるものの、頼朝は決して独りなんかじゃありませんでした。
前回は、頼朝の流人時代から仕えた中原光家(なかはら みついえ。通称:小中太)と藤原邦通(ふじわらの くにみち。通称:藤判官代、大和判官代など)を紹介。
【鎌倉殿の13人】独りじゃないよ!流人時代から頼朝に仕え、気にかけた者たち【前編】まだいるので、おつき合い願います。
小野田盛長(おのだ もりなが。保延元・1135年生~正治2・1200年没)そして藤九郎。