2022年第3四半期におけるインドのスマートフォン市場の出荷を発表〜前年同期比で減少し、iPhoneが出荷ランキングトップに〜 (3/6ページ)

バリュープレス



図2: インドの携帯電話端末市場におけるシェア率・2022年第3四半期


[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM3Nzc0NSMzMDgxNDAjNzc3NDVfRXFld3pXeWRpcy5qcGc.jpg ]
出典: カウンターポイント社Market Monitor, Q3 2022
※XiaomiにPOCO、vivoにIQOOを含む。
※OPPOにはOnePlusは含まない。
※四捨五入の数字となるため、合計は100にならない。

マーケットサマリー

Xiaomiは、2022年第3四半期におけるインドのスマートフォン市場をリードしたが、その出荷は前年同期比で19%減少した。ローエンド価格帯で消費者心理が弱いことが大きな理由である。それでも、低価格帯と中位価格帯での新製品投入によりXiaomiの出荷は伸び、首位を維持することができた。20,000インドルピー(約3.5万円)以下の価格帯では、Xiaomiは2022年第3四半期における5Gスマートフォンのトップとなった。

Samsungは第2位を2022年第3四半期に確保した。スマートフォンのトップ5社の中で、年間で数字を伸ばしたのは同社だけである。Samsungはモバイル端末全体(フィーチャーフォンとスマートフォン)でも18%のシェアで首位である。また、インドにける5Gスマートフォンの首位も維持した。お祭りシーズンの商戦に向けて、積極的にオンラインチャネルの在庫を積み上げ、魅力的なキャンペーンで販売したことが成長に繋がった。Samsungは2022年9月には月間でスマートフォンの首位を獲得した。また、Galaxy MシリーズとFシリーズが好調で、10,000~20,000インドルピー(約1.7万~3.5万円)の価格帯でも首位である。
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