シニア世代から始めるセカンドキャリア、順調なスタートを切るために必要なことは? (4/4ページ)
藤村先生:勉強することです。特に、社会人向けの大学院に行くことをお薦めします。
どのような場面でも必要とされる能力は「問題発見力」です。問題は発見できなければ解決できません。問題を発見する力は理論を学ぶことによって鍛えられます。
大学院では、そもそも何が問題なのか、その問題はなぜ発生したのかといった点について議論します。教員から知識を学ぶことも大切ですが、学友との議論がとても役に立ちます。
脳が汗をかくくらい勉強することが必ずセカンドキャリアにつながります。
何歳からでも勉強は可能、通信制で通える大学院もたくさんある
10代・20代より社会を知った今のほうが、「学びたいこと」が明確になり、学びたい気持ちが強くなっている人もいるのでは。
大人になったからこそ学んで気づくことや理解できることも多そうです。
今から大学院なんて! と思う人もいるかもしれませんが、通信制で学べる大学院もあります。通信制なら入学金や授業料が安いのも魅力。
充実した老後を過ごすためにも、前向きに「学ぶ」ことを考えてみませんか。
取材/出典:Indeed