シニア世代から始めるセカンドキャリア、順調なスタートを切るために必要なことは? (1/4ページ)
両親がシニア世代で、そろそろ定年退職して第二の人生を歩もうとしていたり、すでに退職して仕事を探していたりする人は多いのではないでしょうか。
また、自分自身が定年退職した後の過ごし方、働き方について考えることもあるのでは。
日本の年金問題を考えると、60歳で退職をしてもまだまだ仕事を続ける必要がありそうです。けれどシニアになって「これ」と思える仕事に就けるだろうかという不安も感じますよね。
そんなセカンドキャリアについて、法政大学大学院イノベーション・マネジメント研究科教授の藤村博之先生に話をお聞きしました。
「年齢が理由で仕事が見つからなさそう」4割がシニア期の働き方に前向きになれない
出典:Indeed
「Indeed (インディード)」の日本法人であるIndeed Japan株式会社が50歳~79歳の1,800名(世代、男女で均等割付各300名)を対象に行った「シニア世代の就業に対する調査」によると、50代〜70代の58.3%がシニア期も「働きたい」もしくは「働く必要がある」と回答しています。
画像出典:Indeed
50代から70代で、すでにシニア期に働くことを見据えて検討や行動を開始している人は、全体の55.9%。