駅弁マニア金谷俊一郎「おいしい駅弁を見分けるポイントは“つけ合わせ”にあるんです」麻美ゆまのあなたに会いたい!(後編) (3/3ページ)

日刊大衆

その名の通り、白米におかかがびっしり敷き詰められていて、味つけも上品なんですよね」

ゆま「おかかって、懐かしい感じがします」

金谷「お母さんが作ってくれた素朴なお弁当、そんなイメージがありますよね。だけど、昔は高級食材だったんですよ。中国地方では、宮島口駅(広島県)の『あなごめし』や、鳥取駅(鳥取県)の『かにめし』、四国地方では宇和島駅(愛媛県)の『鯛めし』などは、郷土料理のおいしさがギュッと詰まっていて絶品です」

ゆま「あ~、もう、おなかが空いてきちゃいました! 最後に九州のオススメ駅弁を教えてください」

金谷「たくさんありますが、私が一番好きなのは折尾駅(福岡県)の『かしわめし』。鶏肉のそぼろ、錦糸玉子、きざみ海苔を敷き詰めた、かしわめしが箱いっぱいに詰め込まれていて、二重三重のおいしさが味わえます。それに、ここは今では珍しい駅弁の立ち売りもしているんですよね」

ゆま「いやあ、今日はありがとうございました! コロナも落ち着きましたし、今すぐにでも駅弁を買って、電車で長旅をしたくなりました」

金谷「ぜひぜひ! お取り寄せできるものや東京駅で買えるものも増えたので、読者の皆さんも、ぜひ食べてみてください」(おわり)

かなや・しゅんいちろう 1967年11月20日、京都府生まれ。歴史コメンテーター。東進ハイスクール・東進衛星予備校日本史講師。駅弁マニアとしても活動。
「駅弁マニア金谷俊一郎「おいしい駅弁を見分けるポイントは“つけ合わせ”にあるんです」麻美ゆまのあなたに会いたい!(後編)」のページです。デイリーニュースオンラインは、麻美ゆま歴史インタビュー弁当エンタメなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る