冥途の露払い?徳川家康の3日前に亡くなった忠臣・瀬名政勝の生涯をたどる【どうする家康 外伝】 (4/4ページ)

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法名玄紅。牛込の松源寺に葬る。

※『寛政重脩諸家譜』巻第九十五 清和源氏(義家流)瀬名

以上、瀬名政勝の生涯を駆け足でたどってきました。

ところで「瀬名」という苗字を聞いて、築山殿(瀬名姫)との関係が気になった方もいたのではないでしょうか。

瀬名氏略系図。瀬名政勝は築山殿のいとこおいに当たる(家紋は五七花桐)。

『寛政重脩諸家譜』をたどると、瀬名政勝は築山殿のいとこおばに当たるようです。ということは、家康は義理のおじ。政勝が忠義を尽くすのはもちろん、父のように慕っていたのも理解できます。

NHK大河ドラマ「どうする家康」に出てくることはまずないでしょうが、常に家康のそば近くに仕えていた瀬名政勝の存在が、画面のどこかに見え隠れしているかも知れません。

※参考文献:

『寛政重脩諸家譜 第一輯』国立国会図書館デジタルコレクション

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