【意外と知らない】「関心」と「興味」の違い (1/3ページ)

マイナビウーマン

【意外と知らない】「関心」と「興味」の違い
【意外と知らない】「関心」と「興味」の違い

「関心」と「興味」はとてもよく似ていますが、ニュアンスが異なります。

そのため、うまく使い分けないと異なる意図で相手に伝わってしまうかもしれません。

そこで今回は、「関心」と「興味」のそれぞれの違いを解説します。また、類語もまとめているため、ぜひチェックしてください。

■「関心」と「興味」の違い

「関心」と「興味」の違いを辞書で見てみると、以下のように記載されています。

興味/関心の使い分け

(1)「興味」は、おもしろいと感じる気持ちや、知りたいと食指を動かされるような気持ちをいう。

(2)「関心」は、対象に向けて注意を払う心。「興味」が対象のある一点に感情的に向けられることがあるのに対し、「関心」は対象全体に理性的に向けられることが多い。

(出典:『類語例解辞典』小学館)

「関心」とは物事全体をよく知りたいという気持ちであり、その中の感情の1つに「興味」が含まれるといえます。

どちらも本質的な意味は同じであるものの、「関心」があるからこそ、「興味」を持って、より深く知りたいという気持ちへと切り替わっていくのです。

◇使い分けのポイントは「好意的な感情が伴うかどうか」

「関心」と「興味」を使い分ける時のポイントは、好意的な感情を伴っているかどうかです。

「興味」には「面白いと感じる気持ち」が含まれます。そのため、ある物事に対して「好き」とか「ワクワク」といったポジティブな意味合いを強調したい場合はこちらを用いると良いでしょう。

一方、「関心」は「注意を向ける」「気に掛ける」という意味を持つ言葉であり、そこに「面白い」「好き・嫌い」などの感情は含まれません。

ややフォーマルな印象がある言い回しともいえるので、ビジネスシーンなどでは「関心」を用いる方が好ましいでしょう。

■「関心」の使い方【例文付き】

「関心」は、ある物事について深く知りたいという感情を表現する時に使います。

「【意外と知らない】「関心」と「興味」の違い」のページです。デイリーニュースオンラインは、女子などの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る