まるで中世にタイムスリップ?ハンガリー・ブダペストに行ってみよう (1/2ページ)
ハンガリーの首都ブダペストは、古くはオスマン帝国、近世にはオーストリア・ハンガリー帝国の主要都市となった街で、今もその歴史が街並に色濃く残っています。ヨーロッパでも最も美しい街の一つといわれ、街の中心を流れるドナウ川河岸、その周りの歴史的建造物を含めた広い地域が世界遺産に登録されています。
ブダペストは元々、ドナウ川を挟んで西側のブダ、東側のペストという別の街だったのが19世紀に合併して一つの街となりました。ブダ地区、ペスト地区ともに見所はたくさんありますが、オススメは、ブダ地区のシンボル、ブダ王宮。
丘の上に建っていているこの王宮、川岸のふもとからケーブルカーに乗って登ることができます。ネオ・バロック様式の王宮自体も見応えがありますが、何と言っても圧巻なのは、丘の上から眺める風景。
ドナウ川にかかる美しいくさり橋、対岸でひときわ目を惹くゴシック様式の国会議事堂などが見渡せます。夜になると橋をはじめ、観光名所の歴史的な建造物たちがライトアップされて、ひときわ美しい眺めになります。