ダークでハードな退廃的ロボットアニメ『 冥王計画ゼオライマー 』 (2/2ページ)

あにぶ

また、この時期OVA畑で活躍していた平野俊弘監督による、ケレン味溢れる演出も見逃せない。
強めのコントラストが作りだす陰影の妙、ロボットの巨大感を煽るカメラワーク、戦闘における一挙手一投足の、壮絶な破壊力を物語る描写の数々……
このような巧みな演出が、物語のハード性をより高みへと盛り上げてくれるのだ。

当時はまだ若手だった声優・関俊彦氏のフレッシュな演技も見所(聞き所?)
退廃的なアニメが見たいと思っている人には是非オススメしたい作品である。

(あにぶ編集部/AKIRA-Men)

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