臓器移植×クラブ! 踊って学ぶカオスな音楽イベント開催
医療福祉をテーマに、音楽を楽しみながら「臓器移植」について学べる新感覚のクラブイベント「SOCiAL FUNK! 2015 spring~Organ Donor~」が、4月11日(土)に渋谷のCLUB ASIAで開催される。
当日は、DJ、ライブ、トーク、パネル展示などが行われる。
遠藤大介さんによるソロプロジェクト・DE DE MOUSE、鍵盤奏者・SWING-Oさん、ヒューマンビートボクサーのAFRAさん、音楽ユニット・UQiYOなど、豪華アーティストが参加。
さらに、トークゲストとして移植コーディネーター、移植体験者、臓器提供者の家族の方々も出演する予定だ。
まずは現状を知ってほしい「What’s 臓器移植?」
「SOCiAL FUNK!」は、今回で5回目となるイベントで、これまで「がん」、「福祉の未来」などをテーマに開催され、医療福祉に興味の薄い若者へ向けたメッセージを発信してきた。
主催するのは、音楽・アート・医療福祉を融合させたプロジェクトを通じて、積極的社会参加の推進を勧めているNPO法人Ubdobe(ウブドベ)。
今回のテーマとなる「臓器移植」は、重い病気や事故などにより臓器の機能が低下し、「移植でしか治療できない方」と「死後に臓器を提供してもいいという方」を結び、善意による臓器の提供がなければ成り立たない医療のことである。
日本で臓器の提供を待っている患者は、およそ13000人。それに対して移植を受けられる患者は、年間およそ300人程度となっているのが現状である。
音楽を楽しみながらも、臓器提供の「Yes」「No」を改めて考える機会になりそうだ。