ドローン落下事件で官邸の自作自演説が急浮上「捜査情報が漏れた」

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陰謀が飛び交うドローン落下事件
陰謀が飛び交うドローン落下事件

 首相官邸の屋上に小型無人機「ドローン」が落下した事件の衝撃が広がっている。

 問題のドローンの機体上部に取り付けられた液体入りのプラスティック製容器には、放射線を示すマークとともに「RADIOACTIVE」と表記されたシールが。容器からは微量の放射性セシウムも検出された。

「検出されたのはセシウム134、137とみられる。自然界にはほとんど存在しないものであるだけに、捜査当局は、液体は、東京電力福島第1原発事故の汚染水の可能性が高いとみて調べています」(事件を取材した大手紙社会部記者)

 ドローンは、中国製の「ファントム2」と呼ばれる商品。価格は10万円前後で、「国内で2万台超が流通しているものだ」(業界関係者)という。

もともと白い機体が黒く塗り替えられており、夜間に目立たないように飛行させるために改造を加えた可能性もある。

情報はどこから漏れた?

 一体、誰が何の目的で政権中枢の拠点を急襲したのか。

「犯行の背景に『反原発』のメッセージが読み取れる。原発の再稼働に関する訴訟が続いていることもあり、反原発を訴える過激派の仕業である疑いが濃い。あるいは、原発を推進しようとする勢力が、『反原発派』を牽制するために仕掛けた犯行である可能性も残る。いずれにしても周到に準備された計画的な犯行であるのは間違いない」(捜査関係者)

 事件をめぐっては、マスコミ関係者の間で、事件そのものとは別の波紋も広がっている。それは事件発覚から一夜明けた4月23日のことだった。

「その日午後のフジテレビのニュースが、独自入手したという問題のクローンの写真を流したのです。捜査上の最重要情報が漏れるのは異例中の異例。編集局は、『どこから出たのか』と騒然となりました」(前出の記者)

 事件は、さらに意外な展開を迎える。フジテレビに続き、NHKや、日本テレビをはじめとする民放各局もクローンの写真を順次報じたのだ。

「事件の捜査に当たるのは警視庁公安部。捜査情報の秘匿には特に敏感な部署でもあるだけに、写真がリークされた背景について憶測が広がりました。流出源は、官邸の関係者か、警察か。写真を公にする目的も判然としないだけに、写真を公にしたことに『何か別の意図があるのではないか』とうがった見方をする者もいます」(同)

 謎の多い展開から、当局による「自作自演説」まで囁かれている。果たして真実は……。事件の早期解決が待たれる。

(取材・文/浅間三蔵)

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