日本よりも草食男子化が深刻…韓国で増加中の「味見男」とは (1/2ページ)

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マッチョな肉食系が年々減少
マッチョな肉食系が年々減少

「韓国男子」と聞くとどんな男性を想像するだろうか?

 韓流ドラマや韓国映画のヒーローのように情熱的で我慢強く、男らしいキャラクターを思い浮かべる人が多いかもしれない。韓国が“アジアのラテン”と言われるように、「俺のおごりだ!」といって食事をおごってくれる。振られてもめげずにアタックしてくる。ロマンチストで、誕生日や交際100日目などの記念日に女の子が喜ぶサプライズを実行する……。

 しかし、「それってオヤジたちの世代の話じゃね?」という若者が、昨今では少なくない。どうも、2009~2010年くらいから韓国男子が急速に様変わりしているようなのだ。

すぐに手のひらを返す「味見男」

 その典型が「味見男(カンポヌンナムジャ)」だ。この言葉は数年前からかなり流行・浸透しており、イ・ミヘという歌手が2014年にリリースした韓国演歌のタイトルにもなっている。

「味見男」の特徴は、一言で表すならば「女の子に脈がなさそうだと見た瞬間に、手のひらをひっくり返したかのようにさっさと離れる男」。

 具体的には、「基本的にデートの費用は割り勘。つまりおごらない」「自分をどう思うかと、しきりに女の子に聞く」「仕事や家事だといって連絡が取れなくなることがある」「人前で『俺のカノジョだ』と紹介しない」……など、交際中の女性と一定の距離を保とうとするような言動が多いようだ。なにやら、どこかで見たような……。日本の若い男性によく言われる「草食男子」のパターンにも似ているではないか。「味見男」についてのネットでの書き込みは2009年頃から現れ始め、2010年には早くもこれを題材としたマンガが登場している。

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