カーヴィー樫木「スタジオ閉鎖」の危ない経営手腕
カーヴィーダンスで一世を風靡した樫木裕実(52)。2年前にオーナーとの金銭トラブルで、恵比寿のスタジオをわずか1年で閉鎖。昨年5月に新スタジオを渋谷にオープンし、再出発をはかっていたが、6月末をもってまたしても閉鎖となるようだ。
今回の閉鎖の理由は「樫木の銭ゲバぶり」だと、6月16日発売の「女性自身」(光文社)が独占スクープした。 新たな渋谷スタジオは、当初所属しているトレーナーが、生徒から得た売上げの何パーセントかを上納していく形だった。だが、商売が順調にいくと、樫木が突然、経営方針を変更した。すべてのレッスン料をいったん樫木に預けて、そこからトレーナーに分配する方式にしたのだ。
樫木の収入は当然アップ。だがトレーナーは減収。この事態に不満を持ったスタッフとは何度か話し合いを重ねたようだが、双方の溝は埋まることはなかった。そこで樫木がとった手段がスタジオ閉鎖。そして、働いているトレーナーを実質クビにしたことが真相のようだ。
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ヒロミが明かした決別の真相
樫木といえばカーヴィーダンスで一躍ブレイクを果たし、出版物も飛ぶように売れていた。だが、当時はヒロミ(50)がオーナーを勤めるジムに所属していて、印税や見合った給料などが払われず、スタジオを追い出されたとまで語った。だが実際は、少し違うようだ。
ヒロミは樫木の会社に対して1億円以上の印税を支払っていて、さらに追い出したこともないという。
真相は、芸能人しか相手をしない樫木に対して、一般の客からのクレームがあまりにも多く、ヒロミが自身のスタジオの営業に支障をきたしたため、独立を勧めただけだった。これらの真実がヒロミの口から出てしまって以降、樫木はこの問題についてノーコメントを貫いている。
樫木の壊滅的な経営手腕
そして今回の銭ゲバ閉鎖には、ヒロミの影響もあると、芸能関係者が語る。
「樫木の中には、顔に泥を塗ったヒロミを見返してやりたいという思いが強く、それが何が何でも稼ぎたい! となり、今回の給料方式変更につながったようです」
彼女の銭ゲバぶりには、ヒロミへの反発もあるようだ。
「ただ、優秀な実業家のヒロミと違って、彼女は経営者として人の上に立てる器じゃない。スタッフと金銭面で少し問題となっただけで、スタジオごと閉鎖する異常ぶり。これは、一種のヒステリーですね」(同関係者談)
樫木は7月、ユニバーサルミュージックと共同で六本木にスタジオを再々オープンさせる予定だが、たとえユニバーサルがバックについていたとしても、同じ末路を辿ってしまうかもしれない。
(取材・文/タナカアツシ)