【年金情報流出】仕分けの女王・蓮舫議員も戸惑う霞が関官僚のサボタージュ (1/2ページ)

デイリーニュースオンライン

蓮舫オフィシャルサイトより
蓮舫オフィシャルサイトより

 今国会では集団的自衛権の激しい議論が続き、注目されている。他方で、日本年金機構から125万件もの個人情報が流出した問題は、全然進展が見られない。

 厚生労働省が個人情報流出を報告したのは5月28日。直後から政府や関係省庁などは対応に追われているが、政府も厚労省もいっこうに情報漏れの詳細を明らかにしようとはしていない。

 そうした政府や厚労省を追及する立場の民主党は、6月2日に年金情報調査対策本部を設置。蓮舫参議院議員を座長に据えて、厚労省の情報管理の甘さや今回の件の原因究明、再発防止の取り組みに着手している。

 蓮舫議員と言えば、事業仕分けで厳しく官僚を追及したことが記憶に新しい。事業仕分けでは、持ち前の鋭い口調で官僚にダメ出しし、税金の無駄遣いにメスを入れた。それらが国民から喝采を浴び、蓮舫議員の人気は急上昇した。

 以降、蓮舫議員はマスコミから“仕分けの女王”ともてはやされるまでになり、自身のトレードマークにもなった。事業仕分けで活躍した蓮舫議員は先輩議員を押しのけて行政刷新担当大臣にまで就任している。それだけに民主党は蓮舫議員が年金情報漏洩問題を追及するのにもっとも適役と考えたのだろう。

「【年金情報流出】仕分けの女王・蓮舫議員も戸惑う霞が関官僚のサボタージュ」のページです。デイリーニュースオンラインは、政治安倍政権社会などの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る

人気キーワード一覧