私をアニメの泉に引きずり込んでしまった『らんま1/2』 (1/3ページ)
今回はリレー記事ということで、『人生を変えたアニメ』をテーマに各ライターさんが1作品紹介しています。
私は最近『ラブライブ!』の記事ばかり書いているような気がしないでもないのですが、アニメの世界に取り込まれたのは小学生のときです。
きっかけはタイトルにあるように『 らんま1/2 』。しかも、かなり受動的に、アニメの世界に引っ張り込まれました。
■『らんま1/2』について
『らんま1/2』(らんまにぶんのいち)は、『うる星やつら』などを手掛けた高橋留美子先生によるマンガ原作のアニメです。高橋留美子先生原作のアニメとえば
『うる星やつら』→『めぞん一刻』→『らんま1/2』→『犬夜叉』→『境界のRINNE』(現在放送中)と時代を超えてヒットしています。
らんまはその中でも男性ファンが多い作品として知られています。
放送は
・1989年4月~9月(第一期:『らんま1/2』)
・1989年10月~1992年9月(第二期:『らんま1/2熱闘編』)
と3年半続きました。
無差別格闘早乙女流継承者、早乙女乱馬は中国で修行中に、「呪泉郷」で水をかぶると女になってしまう泉に落ちてしまい、特異な体質を持ってしまったまま日本に帰り、許嫁の天童あかねの家で居候することになってしまうというラブコメ、アクションです。
このアニメのポイントは女性キャラクターのお色気描写であり、今ならば謎の光で隠されてしまうようなシーンも堂々と流れています。それは、水をかぶって女体化したらんま(女性のときの乱馬をひらがなで「らんま」と書きます)も同様です。らんまは背が低いのですがすごくプロポーションがいいんですね。でも心は男なんですね。
この作品では、乱馬と同じように「呪泉郷」で泉に落ちてしまい、水をかけると別のものになってしまうキャラクターが多数登場します。パンダだったり、黒豚だったり、猫だったり、アヒルだったり。
それぞれの水をかぶった後の姿を知らない場合もあり、それがストーリーにアクセントを与えています。