世界でも注目を浴びる日本のひきこもり。その実態を浮彫りにしたドキュメンタリー映画「ひきこもり - 沈黙の声を聴く - 」 (1/3ページ)

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世界でも注目を浴びる日本のひきこもり。その実態を浮彫りにしたドキュメンタリー映画「ひきこもり - 沈黙の声を聴く - 」
世界でも注目を浴びる日本のひきこもり。その実態を浮彫りにしたドキュメンタリー映画「ひきこもり - 沈黙の声を聴く - 」

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 日本国内で100万人の人(その大半が男性)が自室に引きこもり、外に出てこない。専門家は今、次世代の若者が同じ運命で苦しむことにないよう問題の解決に取り組んでいる。引きこもりは家庭を引き裂くだけでなく、国家経済をも脅かす懸念があるのだ。

 海外でも日本の「ひきこもり」現象が注目を集めている。ドロテー・ロラングとデビット・ビュートルは日本に渡りひきこもりの実態を徹底取材、マシュー・カーニーのレポートによるドキュメンタリー映像を制作した。題して「ひきこもり - 沈黙の声を聴く - 」である。

 こちらがそのムービートレーラーである。

 この映画は様々な映画祭に出展され注目を集めている。

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Hikikomori A deafening silence documentary trailer

 東京に住む大西ユウトさんはほぼ3年に渡って自室に引きこもってきた。昼間に眠り、夜中に起きてネットやマンガを読んで過ごす。18歳となった彼は、家族や友人との関わりを一切絶っており、外に出るのは人のいない夜更けに食事に出かけるときだけだ。

 ユウトさんは、引きこもりを始めてからとても楽になったと語る。何もせず、何も考えずにすむ日々が快適だったのだという。

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学校のプレッシャーから引きこもりに 

 中学校のとき班長だったが、他人からの批判に耐えることができず、テストに失敗したことをきっかけにその場から逃げ出した。
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