11月2日、橋下徹大阪市長を代表とする国政政党『おおさか維新の会』が結党届を総務省に提出した。
「古巣である『維新の党』は、党員名簿の返還を求め大阪側を提訴するなど、泥沼の抵抗を続けていますが、旗色は悪い。なんせ、おおさか維新のバックは、あの菅官房長官ですから」
と声を潜めるのは全国紙政治部記者。10月31日に開催された、おおさか維新の新党結成会について「地方分権、地方から改革とのことのようだが、今後、どのように具体化していくか見守っていきたい」と発言した菅義偉(よしひで)官房長官(66)だが、
「見守るどころか、全面的にバックアップするというのが本音。野党と一体化して安保に反対した維新の党には見切りをつけ、自民党寄りの第三極として、おおさか維新を育てていく考えでしょう」(前同)
そもそも、おおさか維新の松井一郎幹事長は自民党の大阪府議出身。
「2009年に自民党が下野した際、松井氏が菅氏を大阪に呼び、“必ず自民党の時代が来る。その時まで頑張りましょう”と再起を誓った仲だといいます」(同)
先の大阪都構想に対する住民投票についても、「当初、住民投票に反対していた公明党が、賛成へと立場を転じたのも、菅氏の説得があったからといわれています」(中堅大阪市議)
公明党支持母体の創価学会幹部や、橋下維新という、政権の2大補完勢力に太いパイプを持つ菅氏。
「高校卒業後、地元の秋田から上京し、段ボール工場で2年間働くも一念発起。法政大へ進学し、アルバイトで学費を稼ぎながら通学した苦労人です。小此木彦三郎衆院議員の秘書を経て、横浜市議となるや、秘書時代に培った政財官の人脈を生かし、“影の横浜市長”と呼ばれたこともありました」(前出の記者)
こうした人脈力には、あの安倍首相すら恐れをなしているという。
「安保法制も公明党の支持を取り付けた菅氏の働きがなければ、成立は不可能でした。改造内閣の組閣人事でも、稲田朋美氏を入閣させるという安倍首相の意向を遮り、自分と同じ神奈川選出の河野太郎氏を大臣にするよう進言。その暗躍ぶりは、“政界のダースベイダー”とも揶揄される始末ですよ」(前同)
政変の陰に菅氏あり。暗躍はまだまだ続きそうだ。
安倍首相ですら恐れる!! 菅義偉官房長官「政界ダースベイダー」伝説
2015.11.18 07:00
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