国家の命運を握る両者の間に亀裂!? その裏にいるのは“剛腕中の剛腕”と称されるキャリア官僚の影!!——来年夏の「衆参ダブル選」が現実味を帯びてきた。佐藤勉・自民党国対委員長が秋田県で「来年ダブル選があるかもしれない」と発言したのに続き、谷垣禎一幹事長も自民党立党60年記念式典終了後、「そりゃ、いろいろな可能性はありますよ」と、衆参ダブル選を事実上容認したからだ。「そもそも、政府・与党が、来年1月4日に通常国会召集の方針を固めたことが、その意思の表れです」(全国紙政治部記者)
通常国会は150日間と定められており、会期末(6月1日)に衆院を解散すれば「7月10日投開票」で参院選とのダブル選が可能になるからだ。政治評論家の浅川博忠氏がこう語る。「参院で与党が3分の2以上の議席を確保すれば、両院で憲法改正ができる議席に達します。そのため、安倍(晋三)首相はダブル選の相乗効果に期待しているんでしょう。しかも、選挙に勝てば、自民党総裁の任期を東京オリンピックが開かれる2020年まで延ばすことも夢ではなくなります」
政権基盤の強化につながる話だけに、安倍首相の側近は一枚岩で結束しているのかと思いきや、「意外にも、菅(義偉)官房長官がダブル選に懐疑的だという話が駆け巡っているんです」(前出の政治部記者) 菅官房長官は、かつて「(衆参ダブル選は)常識的にありえない」と、NHKの討論番組で語気を強めていたほどだ。「安倍首相の思惑通りとなって、より独裁化することを懸念する勢力が自民党内にはあります。今では、自民党内の派閥の領袖(りょうしゅう)も首相の顔色を窺い、かつてのような活力が失われつつありますからね。官房長官として、そういう不満の声が耳に入ってくるんでしょう。だから菅さんは、安倍政権が長期化するダブル選に懐疑的なんだと思います。かつて盟友関係にあった安倍首相と菅官房長官の間に、隙間風が吹き始めているのは事実」(前出の浅川氏)
永田町では両者の不仲説ささやさえ囁かれだしたというのだ。しかも、不仲説の情報源が、安倍首相の側近中の側近といわれる人物だという噂が浮上している。
「政務秘書官の今井尚哉氏です。彼は通産省(現・経産省)出身の官僚。
安倍首相が菅官房長官を切る!? 来夏「衆参W選挙」後の驚がくプラン
2015.12.14 07:00
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