​自閉症の子供には言葉を認識する聴覚野の成長に差異。金沢大学の研究グループ

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2月3日放送、「NHKニュース おはよう日本」では、自閉症の研究。言葉を認識するのには、聴覚野という箇所がある。自閉症の子供は、その聴覚野の成長に差異があることが大学の研究によって明らかになり、自閉症の研究に一歩進んだ。金沢大学のグループは、健常児と自閉症児の子供70人に、ひらがなの「ね」の声を連続して聞かせるという試みを行った。そして聴覚野の反応を計測し、研究に役立てたのだ。子供は通常、6歳頃に発達のピークを迎える。だが、自閉症の子供は、反応が強くならないなど、成長にばらつきがあるといわれている。金沢大学の吉村助教授は、脳は多様なパターンを示すことがわかったため、今後の支援を考えるきっかけになると話し、謎の多かった自閉症児の解明に一歩近づいた形だ。

自閉症児は、生まれる前の診断では発覚しない障害だ。幼少期に病院や健診などに行き、そこではじめて自閉症だと診断される。コミュニケーションなどにも影響がでて、通常の人間関係を築くのが難しく、自閉症だと診断されないまま大きくなってしまうと、日常生活が非常に困難で本人も不必要に傷ついてしまうこともありえる。だが、早期に発見してこまめに療養に通うと、日常生活に適用したり、そういった自閉症児を理解した社会に所属することができ、自閉症がありながらも幸福な人生を送ることが可能だ。両親は悲観することもあるかもしれないが、支援の手はあり、可能性は広がっている。

政府は、障害者雇用を促進している。法定雇用率は2.0%で、企業はそれだけの障害者を雇うように国から指導をされている。従わなければ罰金もある。だが現在のところ、障害者雇用で雇われている人はほとんどが身体障害者だ。割合としては76%が身体障害で、知的障害が20%、それに対して精神障害者はわずか4%しか雇用されておらず、せっかくの障害者雇用も、精神障害者にとっては仕事にありつくハードルが非常に高いと言える。

独立行政法人高齢障害求職者支援機構の調べによると、企業が雇用した精神障害者の定着率は49%と言われている。約半数が仕事が続かず、残りの約半数が仕事を続けている状況だ。こうした取り組みもあって、精神障害者が企業で活躍し、自立した収入を得られるチャンスは広がっている。障害者が社会で輝ける仕組みが徐々に整いつつある。

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