まったく眠れなくなり死に至る病「致死性家族性不眠症」
2021.09.07 09:36
|
カラパイア
[画像を見る]
どうあがいても眠ることができず、体や脳の元気を回復するチャンスがまったくなくなる、究極の不眠症ともいうべき恐ろしい病がある。「致死性家族性不眠症(FFI)という病は、1000万人にひとり以下の割合で起こる非常に珍しい遺伝子疾患で、今のところ治療法はなく、発症後の余命は多くの場合約2年以内とされ最終的には死に至るという。
BBCのレポートによると、FFIはあまり知られていないそうだ。無理もないことだが、この遺伝子を持っている家系の人が沈黙を保っているからだ。自分の子どもにこのような残酷な運命が待ち受けているとは、誰も思いたくないだろう。いつ、家族の誰が、発症するかはまるでわからず、治療法もないとなれば、誰もが話題にしたがらないのも当然だ。
FFIの家系:シルヴァーノの挑戦
しかし、最近は自分の家系を苦しめてきたこの病気について、あえてオープンにすることを選ぶ家族もいる。イタリア、ヴェネチアに住むのシルヴァーノという男性は、1980年代に53歳でこの不治の病に屈した。彼の父親とふたりの姉妹も同じ病で亡くなっている。彼は自らの遺志で、この病の原因究明のために自分の脳を提供した。この話は、『眠れない一族―食人の痕跡と殺人タンパクの謎』という本にまとめられたが、著者のダニエル・T・マックスは、シルヴァーノの家系を18世紀後半のヴェネチアの医師までさかのぼって、この病のことを調べた。
ピックアップ PR
ランキング
総合
カルチャー
1
2歳息子がコンビニの中で駄々こねグズグズに。それを見た中年男性客が...(宮城県・30代女性)
Jタウンネット
2
「午後の紅茶」のクリスマスマーケット限定ショップ、2026年もオープン!アレンジティー6種とフード3種が登場するよ《横浜・名古屋・仙台の3都市開催》
東京バーゲンマニア
3
『ブラッサム』珠に待ち受ける厳しい現実…第7週(11月9日〜)あらすじ&場面写真、相関図が公開
Japaaan
4
シン・エヴァ、まる子、ゆるキャン△、ラ!サ!!の聖地を巡る 「静岡県アニメモデル地スタンプラリー」開催【11/6~2/28】
Jタウンネット
5
なぜ暗闇の石槨内に星空を描いた?世界遺産・キトラ古墳の極彩色壁画と「古代人の宇宙観」【前編】
Japaaan
6
日本の領土を変えかけた男!?豊臣秀吉に台湾征服を直訴した豪商・原田喜右衛門の凄絶な栄光と転落
Japaaan
7
満員電車で周りを囲まれ、気分が悪くなった私。その場にしゃがみこむと一人の男性客が(愛知県・30代女性)
Jタウンネット
8
【真田十勇士】どこまでが史実?ドラマの舞台『九度山』真田幸村が耐えた14年の困窮と十勇士の正体
Japaaan
9
「双頭の猫」「やはり液体」 溶けあっちゃった仲良しネコ姉妹に6.5万インプ
Jタウンネット
10
長崎旅行中に道を教えてくれた中年男性。目的の店にたどり着くと、その男性が現れて(京都府・30代女性)
Jタウンネット