83歳筆者が考える「つり革に触れたくない人たち」...清濁併せ呑むのが、長生きの秘訣ですよ

| Jタウンネット
画像はイメージです(Ryosuke Sekidoさん撮影、Flickrより)

画像はイメージです(Ryosuke Sekidoさん撮影、Flickrより)

電車のつり革を、素手では触れない――そんな人が、最近少なからずいるらしい。不特定多数の人がベタベタ握っているから、「不衛生!」と、そういうことらしい。直接握らないための「携帯グリップ」も発売され、若い世代を中心に人気を博している。

行き過ぎた潔癖か、正しい衛生観念か。本コラムの筆者・ぶらいおんさんにご意見を聞いてみた。

完璧な清浄状態は、かえって望ましいことではない

「つり革?」
「勿論、掴みますよ。」

だって、立ってるとき、急に電車が急停車したりしたら、どうなります?特に、筆者のような(準)では無く、(真性)コレラならぬ、"真性高齢者"の場合はね。自分も怪我するだろうし、他人様にも迷惑掛けることになるでしょうからねぇ...。

いや、別に歳をとる前からでも...、そうですね、多分、4-50年前のサラリーマン生活中、東京の西の方に位置する自宅から京王線を利用して都心のオフィスに通っていた頃でも、この私鉄の朝の通勤ラッシュと言ったら、それは酷いものでしたよ。

今でも、忘れはしません。やっと誂えたばかりのスーツを着込んでラッシュ時の混雑を耐えること、2-30分、特急電車が新宿に到着するまで、どういう訳か?発車時、停車時には電車の運動の慣性で、立っている乗客の集団も、前後に大きく波打ったように揺れるのです。この揺れに耐えるため、つり革を確り握って、足を踏ん張り、流されまい、と抵抗すると、ぴったり背中にくっついている、つり革を握っていない群衆だけが、電車の進行方向に沿って、前後に行ったり来たり運動するのです。

見ず知らずの他人と身体を接触するのが、不快で、いつもこの間は、何か拷問か?嫌がらせを受けているようで、筆者は汗を掻きながら、最大限に抵抗し、この揺れに抗うように、自分の姿勢を保つために最大限の努力をしていました。

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